常州市はこのほど、高齢者教育システムの構築に関するシンポジウムを開催した。常州市は、高齢者が日々増加する学習ニーズに対応し、高齢者教育の発展を促進するため、高齢者教育資源の供給をさらに拡大し、学校運営組織を充実させ、高齢者教育機関に対する支援政策を率先して展開し、税制優遇、財政支援、住宅家賃の減免、プロジェクト協力などの手段で、各分野や社会勢力が高齢者教育機関を組織したり、高齢者教育機関の組織に参加したりするよう積極的に指導し、高齢者教育運営組織の多様化を促進するという。

   現在までに、常州市は常州老年大学と常州開放大学老年学院の2つの市立老年大学を建設しており、市（区）には7つの老年大学があり、市内の62の郷鎮（街）が老年学校の100％カバー率を達成している。2023年には、常州市は「省老年大学モデル大学」8校、「省優良老年学校」30校を受賞し、その数は省内第1位である。常州市の高齢者教育発展の経験は、教育部によって全国の職業教育と生涯教育の改革と発展の典型的な事例として選ばれている。