複雑な国内外の情勢に直面しながらも、常州の経済は引き続き回復しており、1－3月期のスタートは全体的に安定していた。

  常州市統計局によると、2022年第1四半期（1-3月）の地域総生産（地域GDP）は2066億6000万元で、不変価格に基づく計算では前年比4.8％増となった。

  産業別では、第一次産業の生産額は前年比0.4％減の21億6000万元、第二次産業の生産額は同6.8％増の978億8000万元、第三次産業の生産額は同3.3％増の1066億2000万元だった。

  1-3月期、常州の一定規模以上の工業企業（年売上高2000万元以上の企業）の付加価値額は同8.1％増、生産額は同14.3増だった。うちバイオ医薬、機械、新エネルギー車、動力電池産業は前年同期に比べて31.3％、18.4%、188.3％、83.9％増となり、常州産業の質の高い発展をさらに推し進めている。

  物価を見ると、全体的には市場で商品やサービスが十分に供給され、消費者物価指数（CPI）は穏やかに上昇した。1-3月期、CPIは前年同期比0.9％増、全国平均を0.2ポイント下回った。