5月15日は「2024年全国低炭素デー」であり、今年のテーマは「グリーン低炭素と美しい中国」である。 生態環境部と江蘇省人民政府は、常州市で2024年全国低炭素デーのメインイベントを共同で開催する。同イベントが省都以外で開催されるのは初めてのことである。

　2023年、常州市は全国で最も人口が少なく、地理的な面積が小さく、一人当たりの生活水準が高い一兆元都市になった。それと同時に、複数の環境品質指標が歴史最高水準にあり、常州市は国家生態文明建設模範区にランクインすることに成功し、高い点数で国家低炭素モデル都市を獲得した。

　伝統的な旧産業基地から新エネルギー中心都市へと生まれ変わり、常州市は10年をかけて、ゼロから「作る、ためる、送る、使うネットワーク」の産業生態系を構築してきた。2023年、新エネルギー分野の生産額は7680.7億元であり、太陽光発電産業の規模は全国の10分の1を占め、パワーバッテリー産業チェーンの完成度は国トップである。常州市は第3陣の国家低炭素モデル都市として、構造転換を精力的に推進し、「危・汚・乱・散・低」企業(産業政策と産業配置計画を遵守していない、法律に従い関連認可手続きを行っていない、標準以下の汚染物質排出があり、安全生産レベルが低い、低効率な生産能力を持つ企業を指す）の効果的な総合整備を行い、「インテリジェント・トランスフォーメーションとデジタルトランスフォーメーション」が「江蘇省南部モデル」の現代化とアップグレードを後押しし、炭素排出の削減率が省をリードしている。常州市はまた、国家初の「新エネルギー産業促進条例」を公布し、市レベル都市初の「水生態環境保護条例」を制定し、絶えずグリーン低炭素発展活動メカニズムの改善に取り込んでいる。