11月24日、第二回蘇州•無錫•常州（以下、蘇錫常という）一体化発展協力サミットが無錫で開催された。三地の党・政府の指導者及び関連部門の責任者は一体化発展の大計を話し合い、都市圏建設に関わることを相談した。江蘇省党委員会常務委員、蘇州市党委員会書記の許昆林氏、無錫市党委員会書記の黄欽氏、常州市党委員会副書記、市長の陳金虎氏はそれぞれ挨拶した。蘇州市党委員会副書記、市長の李亜平氏、蘇州市党委員会常務委員、常務副市長の王翔氏、常州市党委員会常務委員、常務副市長の梁一波氏が出席した。無錫市党委員会常務委員、常務副市長の朱愛勲氏が主宰した。

  黄欽氏は挨拶の際、次のように話した。蘇南地区の核心都市、長江デルタ地区の重要な都市として、蘇錫常は蘇錫常都市圏を構築し、一体化発展を促進する上で共通の目標と追求を持っており、江蘇省の質の高い発展の大局をサポートする中で共通の使命と責任を持っており、長江デルタ一体化を融合・促進し、長江経済ベルトの質の高い発展を推進する中で共通の責任とチャンスを持っている。無錫は「統一指導・行動」の考えを固め、「一体化」の意識を強化し、積極的に蘇錫常都市圏の建設を推進し、スピードを持って蘇錫常都市圏の総合競争力を高め、手を携えて蘇錫常「第14次五カ年計画」の発展と現代化建設の新しい局面を切り開き、江蘇省が「模範になるよう努力し、先頭に立つ」ために無錫のより大きな貢献をする。

  陳金虎氏は挨拶の際、次のように語った。常州は、一回目のサミット以来、蘇錫常一体化連席会議で決定された重大プロジェクトや事項を積極的に推進し、インフラストラクチャの相互接続、地域の合理的な計画、産業政策の調整、生態環境の共同保護、公共サービスの共同建設・共同シェアを加速させ、地域の一体化発展の新たな優位性を構築するためにあらゆる努力をしてきた。 常州は蘇州、無錫とともに、中国共産党第19回中央委員会第5回全体会議、並びに習近平総書記が江蘇省視察中の重要演説の精神を徹底的に貫徹実行し、現代的な包括的な輸送システムを共同で構築する。業界の補完性を促し、産業・イノベーション・開放の協同発展を推し進め、現代的な産業システムと科学技術イノベーションシステムを構築する；生態の連携保護・治理を促進し、共に質の高い発展への生態の壁を構築する。文化･観光の総合発展を推し進め、共に文化･観光のブランドを作り上げ、ルートをはかり、イベントを主催し、文化・観光の一体化発展の構築を加速する。より良いサービスの提供とシェアを促進し、教育、医療、養老、安全などの分野の協力提携を強化し、積極的に地域間協同社会管理の新パターンを構築する。常州は蘇錫常一体化、長江デルタ一体化発展に更なる貢献をしていく。

  朱愛勲氏は会議の内容をまとめた際に次のように述べた。蘇錫常三地は国家と省が長江デルタ一体化、長江経済ベルト、「一帯一路」建設などに関する戦略配置要求に従って、地域協力体制・メカニズムを積極的に模索し、さらに多段階、多領域の協商協力メカニズムを健全化し、蘇錫常一体化発展を推進する強い合力を形成すべきだ。繋がりを強化し、実施を確保し、路線図、任務書、スケジュール表を研究・制定し、推進計画と活動案を細分化で形成し、リスト化管理、プロジェクト化推進、ノード化監督を行い、各協力事項の実施効果を確保する。また、同一の目標に向けて実効を拡大し、産業協同、科学技術革新、インフラ、生態環境保護、対外開放などの領域における蘇錫常協力事項をそれぞれの「第14次五カ年計画」に記入する。思想を統一し、優位性を重ね合わせ、短所を相互補完し、共同で努力し、蘇錫常都市圏全体の凝集力、競争力、影響力を絶えず向上させ、積極的に地域一体化協力発展の模範を目指すべきだ。

  会議において、蘇州市発展改革委員会は第一回サミット協力事項の実施状況を報告し、無錫市発展改革委員会は次の段階で推進する予定の協力事項を報告した。

  会議の間、三地の指導者及び関連部門の責任者は清華大学無錫応用技術研究院、卓勝マイクロエレクトロニクス、 ウーシー・バイオロジクスなどの企業と部門をも視察した。