2023年世界新エネルギー博覧会（2023 World New Energy Expo）は6月19日、常州市のオリンピックスポーツセンターで開幕した。　　　

　「能・源創新　常・享未来」をテーマとした大会は、新エネルギーの「発儲送用（発電・貯蔵・送電・応用）」をめぐり、新エネルギー産業の発展の力強い動向を示し、将来のエネルギー革新の方向を探り、新エネルギー産業のハイレベル発展に助力することを旨としている。

　博覧会の開会式には、新エネルギー分野の科学者15人、外国代表団や深圳バッテリー産業協会などの団体の国内外の事業者、企業の代表者約200人が集った。

　陳金虎・常州書記が挨拶を行い、「常州は近年、その強固な産業基盤を活用して新エネルギー産業の継続的発展を推進し、新エネルギー分野の主要都市に築き上げている。常州での新エネルギー博覧会開催は、世界の新エネルギー産業の大きな発展と将来のシナリオの実現のためのプラットフォーム構築を目的としている。同時に、常州は同市の新エネルギー産業のさらなる発展を実現し、資本市場における新エネルギー分野の規模・市場価値がともに1兆元を超えるよう全力で取り組んでいる」と語った。

　また陳書記は「常州は今後、世界の新エネルギー開発のためのテストフィールドの構築を継続し、レイアウト、イノベーション、起業のために世界中の企業を常州に迎え入れ、新世代の電池材料やインテリジェント・コネクテッドビークルといった新しい競争の場を網羅する。常州には、よりオープンで協力的な共有の産業エコシステムを構築することが期待されている」と強調した。

　中国電機自動車百人会副理事長兼秘書長の張永偉氏、中国循環経済協会副会長の李辺卓氏は、新エネルギー自動車産業の発展トレンド、新エネルギー産業のハイレベル発展によるカーボンニュートラル目標達成の推進について、基調演説を行った。