貝内克長順生態汽車内飾材料（常州）有限公司の3期目工事の着工式が4月12日、武進国家ハイテク区で開かれた。常州市委員会常務委員、武進区委員会書記、武進国家ハイテク区党工作委員会書記である喬俊傑氏はイベントに出席し、挨拶を述べた。ドイツコンチネンタル社をはじめ、より多くのドイツ系企業が武進区への視察交流、協力提携を期待し、武進区の産業活力やビジネス環境を体験し、ともに美しい未来を創ると話した。

   コンチネンタル社は1871年に創立、ドイツのハノーファーに本拠をおく総合自動車部品及びタイヤメーカーである。2014年11月、常州市にある長順集団との合弁工場を設立し、自動車向け内装表皮材を製造しており、中国市場シェアは1位。

   3期目工事は、敷地面積を6000平方メートル広げ、工場建屋の床面積を１万2000平方メートル、倉庫を3250平方メートル、付属施設を1500平方メートル増築する。また、既存の施設のうち1000平方メートルの改装も行う。工事の完了は2024年5月となる見通しだ。同工場では今回の拡張で年間生産能力を1300万平方メートル増の3500万平方メートルへと引き上げる。