4月1日、工業・情報化部（MIIT）が選んだインテリジェント検査設備革新製品リスト第一陣がこのほど発表されたことが分かった。常州柯泰光芯検査技術有限公司（Cotest）、常州微億智造科技有限公司（マイクロインテリセンス）と同方威視技術株式有限公司の3製品が選ばれたことにより、当市全体のインテリジェント検査設備産業の更なる発展の促進につながる。

  今回全国から122の製品が選ばれ、当市の3製品はそれぞれ、次世代レーダー用高出力VCSEL光電子量産検査装置、産業用高分解能3Dクロマトグラフィー検査装置、中性子オンライン元素分析システムである。

  常州柯泰光芯検査技術有限公司が開発した次世代ライダー用高出力VCSEL光電子量産検査装置は、主にレーザーレーダー送信機の検査に使用され、すでに自動車の自動運転や環境センシングシステムの検査に応用されている。

  常州微億智造科技有限公司が開発した産業用高分解能3Dクロマトグラフィー検査装置は、透明と半透明などの材料が検査でき、主に3C製品である携帯電話カメラ、新エネルギー自動車レンズ等、要するに電子、自動車、医薬、機械設備といった分野の透明材料製品の詳細検査に応用される。

  同方威視技術株式有限公司が開発した中性子オンライン元素分析システムはケイ素、アルミニウム、鉄、カルシウム、リチウムなど多くの元素の分析を60秒以内で行うことができ、主に鉄鋼、石油化学、冶金、セメントなどの業界の受入原材料、鉱石配合物、原料混合物、クリンカーの品質管理プロセスにおいての成分分析に応用される。