中国工業経済連合会は8月8日、第5回中国工業大賞候補者のリストを発表した。常州企業は歴史的なブレークスルーを見せており、合計3社（プロジェクト）がリストに入っている。

  同賞は国務院が設置を批准した中国工業分野の最高賞で、中国工業の「オスカー」と称されている。中国工業経済連合会が全国的な11の業界協会と発起し、実施している。同大賞は隔年で選ばれ、科学発展の展望を実践し、中国の特色ある新型工業化の模索で優れた成績を収めた工業企業とプロジェクトを表彰する。

  企業が自主的に申請してから、全国総合工業会（協会）の推薦、業界専門家の評価などを経て、候補企業12社、プロジェクト12件を選ばれた。そのなか、常州の天合光能（股份）有限公司、江蘇上上電纜集団有限公司2社がリスト入りを果たした。

  また第5回中国工業大賞にノミネートされた企業14社、プロジェクト10件があり、うち江蘇武進不銹股份有限公司が入選された。

　2016年、常州の中車戚墅堰機車車輌工芸研究所有限公司が担当した『高い信頼性を備える高速列車の歯車伝動システムに関する研究開発と産業化』プロジェクトが第4回中国工業大賞を受賞した。