2023年中国常州科学技術経済貿易フォーラムが10月8日開幕し、18年連続の開催となった。今年のテーマは「エネルギーを集結し、開放で革新による未来へ」、国内外の経済、技術、産業、人材資源を結び付け、常州の新エネルギー中心都市への転換を加速する目的としている。

　江蘇省の趙岩副省長は正式な開幕を告げ、陳金虎書記はスピーチを述べ、市委副書記、盛蕾市長が司会を務めた。中国科学院院士の王志新氏、中国工程院院士の岳清瑞氏、市人大常務委員会の白雲萍主任、市委副書記、政法委書記季培東氏などの幹部が開幕式に出席した。

　開幕式では、産業技術革新プロジェクト18件が調印され、総投資額は約550億元。新エネルギー自動車、リチウム電池、新素材、革新薬品、産業サービス、現代物流、文化観光などの分野に関わっている。

　常州は50億元の新エネルギー産業ファンドを設立し、新エネルギー産業チェーン、イノベーションチェーン、人材チェーン、資本チェーンのあらゆる側面で投資を呼び込んで、常州の新エネルギー産業の科学革新やアップグレードを後押しするのが狙いだ。

　Pastore Mario氏・イタリアマーバルグループ中国区CEO、Julien Bertrand氏・ドイツBHSコルゲートグループアジア太平洋地域CFOは企業代表として挨拶を行った。