盛蕾市長は11月22日、市行政センターで赤松秀一総領事・大使一行と会見し、経済貿易の交流と協力、姉妹都市交流の推進について踏み込んだ意見交換を行った。

　盛蕾市長は赤松秀一総領事・大使一行の来訪を歓迎し、常州の経済と社会発展情況を紹介した。常州は歴史的・文化的都市、スマート製造の都市、開放的な都市、幸福な都市である。現在、常州は国際化智造名城、長江デルタの中心軸という都市の位置づけを堅持し、地域の優位性を発展の優位性に転換していく。ビジネス環境と政務サービスを最適化し、現地の日系企業を支援し、中日（常州）智能製造産業パークの建設を共同で推進していきたい。同時に、日本の姉妹都市と教育、文化、医療などより広い分野における全方位的で多層的な交流と協力を強化し、ウインウインの発展を実現すると表明した。

　赤松大使は日中国交正常化50周年の記念すべき年に、深い歴史があり、長江デルタ地域の中心として経済面で著しい発展を遂げている常州市を訪問できたことは感慨深い旨述べるとともに、今回の訪問をきっかけに新しい日中協力を常州市との間でも具体化していきたいと述べた。

　常州市に設立された日系企業は現在まで累計627社、主にスマート装備、精密機械、電子、電気などの業界に関連している。常州市は大阪府高槻市、埼玉県所沢市と姉妹都市関係を締結しており、30年以上も緊密な協力関係を保っている。このほか、溧陽市は石川県白山市と、金壇区は福岡県筑上町と友好都市提携を結んでいる。

　桓恒副市長と周承涛市政府秘書長が会見に出席した。