中国送電大手、国家電網傘下の国網常州市金壇区供電の職員は、国慶節連休（9月29日～10月6日）を前に、開業が間近となった滬寧沿江高速鉄道（南京－太倉）金壇駅の駐車場に新設した急速充電スタンドの調整と検査を実施した。

　 国網常州供電は人々の外出ピーク期にも対処できるよう、同駅の駐車場に電気自動車（ＥＶ）バス用急速充電ステーションとＥＶ公共急速充電ステーション各1カ所を建設。ＥＶバス用スマート急速充電スタンド16基とＥＶ用スマート急速充電スタンド10基が含まれる。

　 国網常州市金壇区供電マーケティング部のプロジェクト責任者、陸騫氏によると、急速充電ステーションはＥＶバス50台が同時に充電できるほか、駅に停車するＥＶと駅周辺を走るＥＶも充電と補充電を受けることができるという。

　 今回設置されたスマート急速充電スタンドには、スマートフォンクライアント機能が追加されている。ユーザーはスマホアプリを使って最寄りの空き充電スタンドの情報を取得できるほか、充電時間をリアルタイムで把握し、充電状態を遠隔操作で確認できる。