科技成果を迅速にターゲットを絞ったマッチングと転化を促進し、企業の悩んだ技術的問題を解決するために、市科学技術局は8月28日、省産業技術研究院、南京大学常州ハイテク技術研究院の専門家や教授を集め、新材料分野の関連企業とのマッチングを行った。楊芬副市長が活動に出席し、挨拶を述べた。

　現場では、省産業技術研究院は精研科技、中航リチウムバッテリー、太平洋電力、海力工具4社と契約を結び、イノベーションセンターを共同建設することに合意した。これにて常州市のリーディングカンパニー17社がすでに省産業技術研究院とイノベーションセンターを設立することになる。

　新材料産業は常州が重点的に発展させる産業の1つである。常州は炭素繊維、ナノ材料、グラフェンの3つのフロンティア分野において国内のトップレベルだが、依然として自主革新能力、技術統合能力、新技術の産業化速度などの不足問題に直面している。「このイベントを開催する目的は、省産業技術研究院をはじめとする科学研究機関の革新的なリソースを最大限に活用し、質の高い産業発展へ影響を与える技術的問題を着実に解決し、企業の革新と発展を支援すること」と、市科技局産学研合作処の李振華処長は言う。